結論

Z会の紙とタブレットで迷う家庭へ、端末代まで含めて比べます。

紙とタブレットは受講費が別建てです。専用タブレットは44,600円の買い切りで、小4から小6まで続けても紙のスタンダード5教科セットより安くなりません。

金額だけなら、小3までは紙、小4からは「手持ちのiPadがあればタブレット」です。

金額はすべて2026年9月15日にZ会公式サイトで確認した2026年度・税込です。紙は〈小学生コース〉のスタンダード(小3以上は5教科セット)、タブレットは〈小学生タブレットコース〉のセット受講です。

出どころは小学生コース1・2年生の受講会費・小学生コース3〜6年生の受講会費・小学生タブレットコース1・2年生の受講会費・小学生タブレットコース3〜6年生の受講会費・受講環境(1・2年生)・受講環境(3〜6年生)・Z会専用タブレット(第2世代)販売のご案内です。進研ゼミの同じ比較はチャレンジタッチと紙どっちが安い?に、通信教育全体の選び方は小学生の通信教育を料金で比較にまとめています。

学年別・受講費だけの1年の総額

6カ月一括払い(毎月払いの5%引き)を2回で計算します。小6は紙もタブレットも4月開講2月終了のため11か月分です。

「6カ月一括払い」を続けて2回選べるかどうかは、公式に明記がありません。金額は公式の1カ月あたりの金額を12倍(小6は11倍)した目安です。

Z会の紙〈小学生コース〉とタブレット〈小学生タブレットコース〉の、学年別・受講費だけの1年の総額をまとめた表。6カ月一括払いを2回・2026年度・税込。小1は紙49,248円・タブレット53,580円で紙が4,332円安い。小2は紙49,248円・タブレット58,140円で紙が8,892円安い。小3は紙66,792円・タブレット100,320円で紙が33,528円安い。小4は紙119,520円・タブレット107,160円でタブレットが12,360円安い。小5は紙137,520円・タブレット119,700円でタブレットが17,820円安い。小6(11か月)は紙126,060円・タブレット120,175円でタブレットが5,885円安い。紙は小1・小2がスタンダード、小3以上がスタンダード5教科セット。注意:端末代は含まない。小6は4月開講2月終了で11か月分。2026年9月15日にZ会公式サイトで確認。
受講費だけなら小3までは紙、小4からはタブレットが安くなります。差がいちばん大きいのは小3です。
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学年 紙〈小学生コース〉 〈小学生タブレットコース〉 差 安いほう
小1 49,248円 53,580円 4,332円 紙
小2 49,248円 58,140円 8,892円 紙
小3 66,792円 100,320円 33,528円 紙
小4 119,520円 107,160円 12,360円 タブレット
小5 137,520円 119,700円 17,820円 タブレット
小6(11か月) 126,060円 120,175円 5,885円 タブレット

紙の小1・小2は国語・算数(デジタル教材の英語・プログラミング学習を含む)、小3以上は国・算・理・社・英です。タブレットの小1・小2は国語・算数・みらいたんけん学習(英語・プログラミング学習を含む)、小3以上は国・算・理・社・英+未来探究学習です。

紙のセットが変わると順位も変わります。毎月払いでは、小3の紙ハイレベル5教科9,312円はタブレット8,800円より高く、小4の紙4教科8,740円はタブレットより安くなります。

紙の小1には12カ月一括払い(毎月払いの15%引き・1カ月あたり3,672円)があり、12か月44,064円、タブレットとの差は9,516円です。同じページに「学年をまたいで受講される場合、2027年度の会費は2026年度と同様となります」とあります。

小2と小3〜小6の会費ページは6カ月一括払い・毎月払いのみで、12カ月一括払いの金額はありません。各ページに「お申し込み時点で、コース最終月までのご受講月が7カ月未満の場合は、『12カ月一括払い』はご選択いただけません」とあり、10月号から3月号までは6カ月です。残りが6カ月未満でも学年末までの一括払いを選べます。

端末の費用と使える機種

受講費に端末代は含まれません。公式の表記は「受講環境を満たすタブレット端末等が必要」です。

Z会タブレットコースで端末をどう用意するかの表。税込・2026年9月15日にZ会公式サイトで確認。列は用意の仕方/かかるお金/条件。手持ちのiPadを使う場合は0円(デジタルペンシルは別途)で、条件はiPadOS17.0以上・画面9〜10インチ推奨・Safari最新版、パームリジェクション対応のペンシルを推奨。Z会専用タブレット(第2世代)を買う場合は44,600円(送料込み)の買い切りで、電源アダプターと専用デジタルペンシル付き、入会と同時にも入会後にも買え、受講開始月の前月までに届く。専用タブレットに補償サービスをつける場合は月485円(任意)で、自然故障と物損が対象、加入していれば再購入4,960円、未加入なら44,600円、購入と同時にしか申し込めない。注意は1つ。補償サービスはタブレットを買うときにしか申し込めません。あとから付けることはできません。
端末の用意は3通り。補償は買うときにしか付けられません。
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用意の仕方 かかるお金 条件
手持ちのiPadを使う 0円(デジタルペンシルは別途) iPadOS17.0以上・画面9〜10インチ推奨・Safari最新版。パームリジェクション対応のペンシルを推奨(Apple Pencil・ロジクール Crayon・ELECOM P-TPACAPENシリーズ)
Z会専用タブレット(第2世代)を買う 44,600円(税込・送料込み)の買い切り 電源アダプターと専用デジタルペンシル付き。入会と同時に買え、入会後に追加でも買える。受講開始月の前月までに届く
専用タブレットに補償サービスをつける 月485円(任意) 自然故障と物損(火災・落雷・水濡れなど)が対象。加入していれば再購入4,960円、未加入なら44,600円。購入と同時にしか申し込めない

スマートフォン・Windowsパソコンは全学年、Androidタブレット・Chromebookは1・2年生で使えません。3〜6年生のAndroid(AndroidOS11.0以上)・Chromebookは、2023年度からその端末で受講している人に限ります。

iPadの機種名一覧はなく、公式の「おためしコンテンツ」で動作確認するよう案内されています。市販のデジタルペンシルは専用タブレットでは動作保証の対象外です。

専用タブレットの保証期間は1年で、修理は受け付けていません。付属のデジタルペンシルは補償の対象外で、2本目は4,300円です(2026年9月15日の購入分から。それまでは3,980円)。

端末代込みの1年目と3年間

受講費(6カ月一括払い×2回)に端末代を足した総額です。

Z会の端末代まで入れた1年目の総額を、小1・小3・小4の3学年で比べた表。受講費は6カ月一括払いを2回・2026年度・税込。小1は紙49,248円、タブレット+手持ちのiPad53,580円、タブレット+専用タブレット98,180円、専用タブレット+補償104,000円。小3は紙66,792円、タブレット+手持ちのiPad100,320円、タブレット+専用タブレット144,920円、専用タブレット+補償150,740円。小4は紙119,520円、タブレット+手持ちのiPad107,160円、タブレット+専用タブレット151,760円、専用タブレット+補償157,580円。端末は、手持ちのiPadが0円、Z会専用タブレット(第2世代)が44,600円の買い切り、補償サービスが月485円。注意:小4で受講費が逆転しても、専用タブレットを買うと紙より32,240円高い。小4〜小6の3年間でも、受講費の差36,065円より端末代44,600円が大きい(8,535円足りない)。2026年9月15日にZ会公式サイトで確認。
小4で受講費が逆転しても、専用タブレットを買うと紙より高くなります。安くなるのは手持ちのiPadがある家庭だけです。
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学年 紙 タブレット+手持ちのiPad タブレット+専用タブレット 専用タブレット+補償(月485円)
小1 49,248円 53,580円 98,180円 104,000円
小3 66,792円 100,320円 144,920円 150,740円
小4 119,520円 107,160円 151,760円 157,580円

小4から小6まで続けた場合も、専用タブレット代は受講費の差で取り返せません。

3年間(小4〜小6) 合計 紙との差
紙(スタンダード5教科セット) 383,100円 —
タブレット+手持ちのiPad 347,035円 36,065円安い
タブレット+専用タブレット 391,635円 8,535円高い
タブレット+専用タブレット+補償(35か月分) 408,610円 25,510円高い

専用タブレットは、パームリジェクションや付属ペンの書き心地で選ぶ端末です。

途中でやめる・紙に変えるとき

  • 申し込んだ月からの中止はできません。公式の会費ページには「講座のお申し込み後、保護者向けサイト『my Z(マイゼット)』から所定の手続締切日までにお手続きいただくと、翌月から受講を変更・中止することができます」とあり、締切に間に合わないと実質2か月からです。
  • 一括払いは精算されます。公式には「会費をお支払い済で余剰が生じた場合はご返金(手数料・お客様負担)」とあります。
  • 専用タブレットの追加請求はありませんが、返金・下取りの記載もありません。44,600円は戻らない前提で考えてください。
  • 補償サービスは退会で終わります。紙に変えた場合は、中止手続きをしない限り月485円が続きます。

締切は月号ごとに個別の日付で、学年でも違います。日付の見方は進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会のやめ方で確認できます。

進研ゼミ・スマイルゼミとの比較

小3・2026年度・12か月続けた場合の1年目の総額(税込)です。Z会は6カ月一括払いを2回、進研ゼミとスマイルゼミは12か月分一括払いです。

講座(小3) 1年目の総額 端末の扱い
Z会 紙〈小学生コース〉スタンダード5教科 66,792円 端末不要
Z会〈小学生タブレットコース〉+手持ちのiPad 100,320円 端末0円
Z会〈小学生タブレットコース〉+専用タブレット 144,920円 44,600円の買い切り。やめても請求も返金もなし
進研ゼミ〈チャレンジ〉(紙)12か月分一括払い 55,200円 端末不要
進研ゼミ〈チャレンジタッチ〉12か月分一括払い 65,180円 専用タブレット9,980円(12ヵ月続けた場合)。12ヵ月未満でやめると残額20,000円
スマイルゼミ 標準クラス 12か月分一括払い 71,698円 専用タブレット10,978円が必須。6か月未満でやめると32,802円の追加請求

1年続ける前提なら、専用タブレットの負担がいちばん小さいのは進研ゼミの9,980円、次がスマイルゼミの10,978円です。

進研ゼミとスマイルゼミの公式サイトはこちらから(いずれも広告リンクです)

進研ゼミ 小学講座 スマイルゼミ

算数だけをタブレットで足したい場合は、端末代0円のRISU算数も選択肢です。RISU算数は1年でいくら?で総額を確認できます。

2027年度の会費と、この比較の限界

紙の小学生コース1・2年生のページには「学年をまたいで受講される場合、2027年度の会費は2026年度と同様となります」とあります。それ以外の学年とタブレットコースは、2027年度の会費表が公式サイトで見つかりませんでした(2026年9月15日時点)。

私はZ会を契約していません。公開情報の金額だけを比較しており、添削のつく教科・実力テストなど中身の違いは比べていません。中学受験コースも対象外です。

手持ちのiPadで使うデジタルペンシルの価格は、Z会の公式サイトに載っていないため含めていません。

まとめ

金額で選ぶなら、小3までは紙、小4からは手持ちのiPadがある家庭だけタブレットが向いています。専用タブレットを買うと、小4から小6まででも紙のスタンダード5教科セットより8,535円高くなります。どちらのコースも資料請求と学年別のおためし教材は無料なので、中身を確かめて選べます。

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