結論

封を開けていない教材が棚に重なっていく。タブレットの通知が鳴っても、子どもは別のことをしている。毎月の受講費を払いながら「このまま続けていいのか」と迷うのは、よくある状況です。

やめる前に確かめたいのは、進研ゼミの中で「量」「形」「見守り方」を変える手段が公式に用意されていることです。

  • 量と難しさを変える … 〈チャレンジタッチ〉のコースは「いつでも無料で変更できます」(公式)
  • 紙とタブレットを切り替える … 締切は変更したい月号の前月1日です
  • 親が様子を見る … 〈チャレンジタッチ〉は保護者向けアプリに学習の開始・完了が通知されます
  • 休会はありません … 休むなら一度退会し、あとで入会し直す形です(公式FAQ)

上の3つの手段を試しても動かないなら、やめる判断に進みます。その前に退会の締切(前月1日・電話)とタブレット代(12ヵ月未満の退会で残額20,000円)を確かめてください。

内容は2026年9月24日に、ベネッセとRISU算数の公式ページで確認しました(まとめサイトの情報は使っていません)。

まず「どれくらい遅れているか」を公式の目安で測る

〈チャレンジタッチ〉について、公式のよくある質問にはこう書かれています。

  • 1回の取り組みは10〜20分程度にとどめ、休憩を入れることをすすめている
  • 週4回、提案どおりに進めると、月の半ばにその月の目標レッスンが終わる

公式は毎日の取り組みをすすめていますが、数日止まったくらいなら追いつける余白があります。

〈チャレンジタッチ〉は続けている限り、受講した月号のレッスンを次の学年の3月24日まで使えます(2026年4月号以降の場合)。紙の〈チャレンジ〉の「赤ペン先生の問題」も、1〜5年生は次の学年の3月15日「ゼミ」受付までが提出期限です。

遅れはどれくらい?公式の目安で測る。〈チャレンジタッチ〉の学習サイクルと、月号の利用期限を1本の時間軸で示した図。1か月のうち、月の前半は週4回、提案どおりに進める/1回10〜20分程度。月の半ばにその月の目標レッスンが終わる。月の後半は数日止まったくらいなら追いつける余白。その先、次の学年の3月24日まで、受講した月号のレッスンを使える(続けている限り・2026年4月号以降の場合)。2026年9月24日にベネッセの公式ページで確認。

やめる前に使える公式の手段

公式の受講ルールとよくある質問から、3つの手段と休会の扱いをまとめました。

手段 何が変わるか 手続きと締切 気をつけること
コースを変える 1日の量と難しさ 〈チャレンジタッチ〉はタブレットの「設定」から。〈チャレンジ〉は間に合う月号から 〈チャレンジ〉のコース別教材は年2〜4回届くドリルが対象
紙とタブレットを切り替える 教材の形 Webの「お客様サポート」か電話予約。変更したい月号の前月1日まで タブレットの過去の月号は使えなくなる
保護者向けアプリを入れる 親が気づくタイミング 「進研ゼミ 保護者サポート」アプリをダウンロード 案内は〈チャレンジタッチ〉向け
休会する ― 制度なし(公式FAQ) 休むなら退会して、あとで入会し直す

1. コースを変えて、量を減らす

〈チャレンジタッチ〉は2026年4月号から3コースになりました。公式の説明は次のとおりです。

  • しっかり理解コース … 基礎理解が中心で、1日10〜15分。短時間で学習したい人向け
  • スタンダードコース … 基礎理解に加えて演習
  • ひらめき発展コース … 発展的な問題

公式に「コースはいつでも無料で変更できます」と書かれています。月の目標レッスンの数はコースで変わり、タブレットの設定だけで変えられる手段です。

紙の〈チャレンジ〉でコースによって変わるのは、付録のドリル(コース別教材)です。メインのテキストの量が変わるとは書かれていませんでした。

2. 紙とタブレットを切り替える

形が合っていないだけなら、切り替えで変わる可能性があります。公式のよくある質問では「間に合う月号から、ご変更いただけます」。締切は変更したい月号の前月1日で、日・祝なら翌営業日です(2〜6年生の4月号からの変更だけは前々月25日)。たとえば11月号から変えたいなら、10月1日が締切です。

切り替えるときの注意は2つです。

  • タブレットから紙に変えると、〈チャレンジタッチ〉のコンテンツは最終受講月号の当月24日までしか使えなくなります
  • タブレット〈チャレンジパッド〉第6世代を割引で買っている場合、公式には、スタイルを変えても「12ヵ月の連続受講期間はリセットされることなく」数えるとあります。紙に変えても、続けている限り12ヵ月の数え方は止まりません
  • 2026年度4月号までに始めて「初回特別優待」の専用タブレットを受け取っている場合は、条件が別です。受講ルールには受講6か月未満で学習スタイルを変更すると、専用タブレットの代金を請求すると書かれています(退会の場合と同じ8,300円・税込)

紙とタブレットの費用の違いはチャレンジタッチと紙どっちが安い?にまとめています。

3. 保護者向けアプリで「やっていない」に早く気づく

〈チャレンジタッチ〉の保護者向けのしくみは、公式のよくある質問によると次のとおりです(2026年度から)。

  • 「進研ゼミ 保護者サポート」アプリで、学習の開始と完了をプッシュ通知で受け取れる
  • 通知を使わない場合は、前日の取り組みが翌朝まとめてメールで届く
  • 学習レポートメールが月2回(毎月10日頃に中間、28日頃に月次)。ただし期間内に取り組みがなかった場合は配信されません

紙の〈チャレンジ〉で同じ通知が使えるかは、今回見たよくある質問には書かれていませんでした。

休会はできない

公式のよくある質問にこうあります。

休会制度をご用意しておりません。一時的なお休みをご希望の場合は、お手数ですが一度退会のお手続きをお願いします。

再受講はいつでもできますが、〈チャレンジタッチ〉について公式は再入会の際は2台目のタブレットのお届けはないとしています。休むつもりでやめるなら、タブレットとアダプターは保管してください。

続ける・切り替える・やめるの分かれ目

やめる前に試す3つ、それでもだめならやめる準備へ。出発は「たまる・やらない」。そこから3つに分かれる。コース:量が多くて途中で止まる → コースを軽いものに変える。目安:週4回・1回10〜20分で回るか。スタイル:教材の形が合っていない → 紙とタブレットを切り替える。目安:次の月号で手に取る回数が増えるか。見守り:親が気づいたときには、もうたまっている → 保護者向けアプリの通知を使う。目安:止まった週に声をかけられるか。3つを試しても手が止まったままなら、やめる準備。目安:次の締切(前月1日)に間に合うか。1つ変えたら、次の月号で様子を見る。2026年9月24日にベネッセの公式ページで確認。
くわしい表を開く
いまの状況 まず試すこと 判断の目安
量が多くて途中で止まる コースを軽いものに変える 週4回・1回10〜20分で回るか
教材の形が合っていない 紙とタブレットを切り替える 次の月号で手に取る回数が増えるか
親が気づいたときには、もうたまっている 保護者向けアプリの通知を使う 止まった週に声をかけられるか
上の3つを試しても手が止まったまま やめる準備に進む 次の締切(前月1日)に間に合うか

1つ変えたら、次の月号で様子を見る。同時に全部変えると、何が効いたのか分かりません。

やめると決めたら、先に確かめる3つ

  • 締切は前月1日で、電話での手続き … 公式に「退会のお手続きは、お電話でのみ承っております」とあります(スマートフォンからだとWeb手続きを案内されることもあります)。締切を過ぎると退会は1か月先です
  • タブレット代 … 〈チャレンジパッド〉第6世代を割引の9,980円で買った場合、12ヵ月未満で退会すると残額20,000円を払います(公式・2026年8月時点の条件)
  • 赤ペンとコンテンツの期限 … 〈チャレンジタッチ〉の課題とコンテンツは、退会すると最終受講月の24日までです。紙の〈チャレンジ〉の赤ペンは退会後の期限の書き方がはっきりしないため、退会前に出しておくのが安全です

一括払いなら、受講月数で計算し直した残りが返金されます。締切の細かい例外、オプション講座、タブレット代のもう1つの条件(8,300円)は進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会のやめ方にまとめています。

算数だけ、学年にしばられずに続けたいなら

進研ゼミをやめたあと、算数は別の形で続けたい場合の選択肢がRISU算数です。RISU算数の公式によると、最初に実力テストを行い、学年に関係なく解けた問題には利用料がかかりません。料金は年額一括の基本料と、進んだ分だけ増える利用料の2階建てです。

RISU算数の基本料は12ヶ月分の前払い(税込35,376円)で、加入必須のタブレット保険3,300円(税込)と合わせて、初回に38,676円(税込)が請求されます。途中で解約しても、公式に「残期間の基本料の払い戻しもございません」とあります。1週間のお試しは、公式のキャンペーンページに出ているクーポンコードを入力した場合に限られます(返品時は税込1,980円)。

教科を算数に絞り、学年に関係なくいまの実力に合った範囲から進めたい家庭には、実力テストから始まるRISU算数が向いています。料金の全体はRISU算数は1年でいくら?にまとめています。

このページの限界

  • 契約した体験にもとづく記事ではありません。どの手段でも、子どもが取り組むようになるとは限りません
  • 🚨 進研ゼミのタブレット代の条件は、公式サイト内で書き方が分かれています。タブレットの案内ページは12ヵ月未満の退会で残額20,000円、よくある質問は6か月未満の退会で8,300円としています。受講ルールでは、8,300円の専用タブレットは2026年度4月号までの扱いです。自分の条件は窓口で確認してください
  • 2027年4月号から始まる〈ノングレード チャレンジ〉は扱っていません

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