結論

小学生の通信教育で、資料請求先や勧誘が気になる人へ。届くものと公式の記載、届いたあとに比べる金額を整理します。

3社とも資料請求は無料です。教材が届くのは進研ゼミとZ会、スマイルゼミは冊子「入会のご案内」です。

電話案内と停止窓口の公式記載があるのは進研ゼミ。Z会とスマイルゼミは記載が見つからず、勧誘がないという意味ではありません。

比べるのは続ける月数ぶんの総額・タブレット代・途中でやめたときの請求です。

教材を試せて、電話を止める窓口も確認できる進研ゼミは、取り寄せ先に迷う人が確かめやすい会社です。

資料請求で届くものは3社で違うという図解。3社とも資料請求は無料。進研ゼミは教材そのものが届き、電話案内があると公式に明記(止めるための窓口も公開されている)。Z会は無料のおためし教材が届き、電話・訪問についての記載は公式サイトに見つからず。スマイルゼミは冊子「入会のご案内」だけで、電話・訪問についての記載は公式サイトに見つからず。資料が届いたら見るのは「月あたりいくら」ではなく、続ける月数ぶんの総額・タブレット代・途中でやめたときの請求。届くもの・勧誘の記載は2026年8月12日、金額は2026年9月4日に公式サイトで確認。
3社の資料請求の違い。届いたあとに見るべき3点も、この下で説明します。

届くもの・勧誘は2026年8月12日、金額は2026年9月4日に各社公式サイトで確認しました(「申し込むと決めたら」の章は2026年9月15日)。金額はすべて税込です。

学年・払い方による違いは小学生の通信教育を料金で比較をご覧ください。

資料請求で届くもの

サービス 費用 届くもの 届くまで
Z会 小学生コース 無料 学年・コース別のおためし教材(紙・タブレットとも)、ドリル、クリアファイル、入会案内書 お申し込みから10日前後
進研ゼミ 小学講座 無料 「無料体験教材と資料」(公式フォームの表記。個別の教材名は列挙されていません) 通常4日前後(年末年始・土日祝を除く)
スマイルゼミ 小学生コース 無料 冊子「入会のご案内」(概要と会費がわかるもの) 公式に記載が見つかりませんでした

子どもに解かせて反応を見られるのはZ会と進研ゼミです。スマイルゼミは全国100か所以上で予約不要の体験会・セルフ体験が案内されています(参加費が無料かどうかは公式に明記が見つかりませんでした)。

電話や訪問の勧誘はあるのか

小学生向け通信教育3社について、資料請求のときに電話番号を入れるか・勧誘はあるか・止められるかの表。2026年8月12日に各社公式サイトで確認。列はサービス/電話番号の入力/勧誘についての公式の記載/止め方。進研ゼミ小学講座は電話番号が必須で、申し込みフォームに「資料を請求いただいた方には、ベネッセよりご案内・お電話を差し上げることがございます」と明記があり、止め方はベネッセお客様本部が「利用停止」の窓口を公開、Webか0120-925-400(9:00〜18:00・年末年始を除く)、個人情報の消去は0120-924-721。スマイルゼミ小学生コースは入力欄はあるが必須か任意かの明記なし、勧誘についての公式の記載はなく、止め方も公式に記載が見つかりませんでした。Z会小学生コースは電話番号の入力を確認できませんでした、勧誘についての公式の記載はなく、止め方も公式に記載が見つかりませんでした。注意は1つ。「公式に記載がありません」は、勧誘がないという意味ではありません。書かれていないというだけです。
「公式に記載がありません」は、勧誘がないという意味ではありません。

進研ゼミは電話番号が必須で、公式フォームに「資料を請求いただいた方には、ベネッセよりご案内・お電話を差し上げることがございます」と明記されています。ベネッセお客様本部の「利用停止」はWeb(order.benesse.ne.jp/optout_all/)か0120-925-400(9:00〜18:00・年末年始を除く)、個人情報の消去は0120-924-721です。

スマイルゼミは電話番号欄があり、必須・任意の明記なし。Z会はフォーム本体を読み取れず確認できませんでした。両社の勧誘・停止方法、3社の訪問営業は公式に記載が見つかりませんでした。

届いた資料で見比べる3つの数字

小学3年生が12か月続ける場合の受講費・端末代・退会時の請求です。Z会は10月号以降だと学年末まで6カ月のため、6カ月一括払いで計算しています。公式の注記は「受講月が7カ月未満の場合は『12カ月一括払い』はご選択いただけません」です。

コース 12か月分の受講費 タブレット代 1年の合計
進研ゼミ〈チャレンジ〉紙 55,200円(12か月分一括払い) なし 55,200円
進研ゼミ〈チャレンジタッチ〉 55,200円(12か月分一括払い) 通常価格29,980円。12ヵ月連続受講なら購入時の9,980円のみ 65,180円
Z会〈小学生コース〉紙・スタンダード5教科 66,792円(6カ月一括払い×2回・1カ月5,566円) なし 66,792円
スマイルゼミ 標準クラス 60,720円(12か月分一括払い) 10,978円(初回請求) 71,698円
Z会〈小学生タブレットコース〉 100,320円(6カ月一括払い×2回・1カ月8,360円) 手持ち端末なら0円。Z会専用タブレットは44,600円 100,320円(端末代別)

12か月でやめる場合、進研ゼミの紙・タブレットとスマイルゼミは追加請求なし。Z会の紙もなし(返金手数料は自己負担)、Z会のタブレットは公式に記載が見つかりませんでした。

続ける月数を変えると順番も変わります。進研ゼミ〈チャレンジタッチ〉は11か月でやめると退会時に残額20,000円が加わります。予定の月数・学年の金額は、3社とも無料の資料で確かめられます。

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資料と申し込み画面の条件を比べる

進研ゼミの公式記載は、受講費・タブレット紹介ページが「〈チャレンジパッド〉第6世代 通常価格29,980円・12ヵ月連続受講で20,000円割引(購入時9,980円)・12ヵ月未満の退会は退会時に残額20,000円」、学年別受講費ページの注意事項欄が「チャレンジパッドネクストを6か月以上継続なら代金不要、6か月未満の退会は8,300円」です。小学生で入会する場合・受講中の場合の適用条件は公式記載だけでは判断できませんでした(2026年9月15日時点)。

年長の子と2027年度の小1・4月号から入会する子には「長期受講タブレット割引(新1年生向け)」もあり、24か月連続受講なら0円、24か月未満の退会は29,980円です。ただし12ヵ月の条件にも〈じゃんぷ〉と2027年度4月号から受講予定の人が含まれ、年長の子への適用は公式記載だけでは判断できませんでした。条件は2026年8月に改定されており、申し込み画面で確認してください。入学前は小1の通信教育はいつ申し込む?も参考になります。

Z会の公式受講会費表から「12カ月一括払い(15%引き)」の金額が外れたのは、10月号以降が注記「お申し込み時点で、コース最終月までのご受講月が7カ月未満の場合は、『12カ月一括払い』はご選択いただけません」に当たるためです。廃止ではなく、紙の小1のページには今も12カ月一括払い(1カ月あたり3,672円)が載っています。

スマイルゼミにも同じことがあります。約2週間の全額返金保証が案内されている一方で、特定商取引法に基づく表示には「入会手続完了後のお申し込み取り消しには応じられません」とだけ書かれています。

申し込むと決めたら:最初の請求と、早くやめたときのお金

小学3年生の費用です(すべて税込・2026年9月15日に各社公式サイトで確認)。

通信教育3社の、最初の請求で払うものと早くやめたときに払うものの表(小学3年生)。税込・2026年9月15日に各社公式サイトで確認。列はサービス/入会金/最初の請求で払うもの/早くやめたときに払うもの。Z会小学生コース(紙・スタンダード5教科)は入会金無料、最初の請求は受講会費で毎月払いなら5,859円、早くやめたときは最初の月の分は中止できず、中止の締切に間に合わないと最低2カ月(毎月払いで11,718円)。進研ゼミ小学講座は入会金がかからず、最初の請求は受講費で毎月払いなら5,480円(紙・タブレット同額)、早くやめたときは最短2か月から(1か月のみの受講は不可)で、一括払いは受講した月数で計算し直して返金。スマイルゼミ小学生コースは入会金が公式の会費ページに記載が見つからず、最初の請求は会費に加えて専用タブレット代10,978円(一括。毎月払いなら1,078円×12回の分割も可)、早くやめたときは6か月未満で退会するとタブレット代32,802円、6か月以上12か月未満なら7,678円を追加で請求。注意は1つ。スマイルゼミだけ、やめる時期で追加の請求があります。6か月未満なら32,802円です。
早くやめたときの請求は、スマイルゼミだけ大きく違います。
くわしい表を開く
サービス 入会金 最初の請求で払うもの 早くやめたときに払うもの
Z会 小学生コース(紙・スタンダード5教科) 無料(公式に「入会金無料」と明記) 受講会費。毎月払いなら5,859円 最初の月の分は中止できません(1か月目は必ず受講)。中止の締切に間に合わないと最低2カ月(毎月払いで11,718円)
進研ゼミ 小学講座 かからない(公式に「入会金・再入会金や退会金は一切いただいておりません」) 受講費。毎月払いなら5,480円(紙・タブレット同額) 最短2か月から(1か月のみの受講は不可)。一括払いは受講した月数で計算し直して返金。タブレット代の条件はチャレンジタッチと紙の比較に書いています
スマイルゼミ 小学生コース 公式の会費ページに記載が見つかりませんでした 会費に加えて専用タブレット代10,978円(一括。毎月払いなら1,078円×12回の分割も可) 6か月未満で退会するとタブレット代32,802円、6か月以上12か月未満なら7,678円を追加で請求

表の32,802円・7,678円はタブレット代を一括で払った場合です。12回払いにしている場合、6か月未満で退会すると、合計43,780円から支払い済みのタブレット代を引いた差額が請求されます。 6か月以上12か月未満の退会は7,678円と、12,936円のうち未払いの分が請求され、端末代の合計は20,614円です(一括払いなら10,978円+7,678円=18,656円)。

Z会は「1カ月から受講できる」と「初月にはやめられない」が両方とも公式の記載です。受講会費ページは「1カ月からご受講が可能です」、特定商取引法に基づく表示では最初の月からの中止は受け付けないとされています。

スマイルゼミの端末代10,978円は12か月以上継続が前提です。全額返金保証は期間内の退会で初回の会費・端末代が返ります(初回入会時のみ・返送料は自己負担)。保証期間は手続き完了時または端末出荷時のメールで通知されます(公式の目安は発送から2週間程度)。

進研ゼミの小学4年生・毎月払いは、2026年度6,590円、2027年度〈チャレンジ〉7,200円・〈チャレンジタッチ〉7,040円です。公式の経過措置は2026年8月24日までの入会者向けで、一括払いは今回の支払い分まで、毎月払いは2027年度4月号〜9月号まで変更前の受講費です。これから申し込む人は対象外なので、資料の年度を確かめてください。

どの資料請求が自分に向くか

通信教育の資料請求、どれが自分に向くかの対応表(3社とも資料請求は無料)。電話のやり取りを避けたい人はZ会。資料請求も入会もWebフォームで完結し、電話案内についての記載もない(記載がないだけで、ないとは書けません)。子どもに解かせてから決めたい人はZ会か進研ゼミ。教材そのものが届き、スマイルゼミは冊子のみ。とにかく早く手元に欲しい人は進研ゼミで、通常4日前後、Z会は10日前後。紙とタブレットを同じ土俵で比べたい人は進研ゼミ。〈チャレンジ〉と〈チャレンジタッチ〉の受講費が同額なので、差がタブレット代だけになる。発展的な問題まで見ておきたい人はZ会。紙のコースにスタンダードとハイレベルがあり、おためし教材で難易度を確かめられる。タブレット1台だけで完結させたい人はスマイルゼミ。紙教材と付録が届かない形で、冊子で会費と継続条件を確認したうえで、予約不要の体験会で実機を触れる。

子どもに教材を解かせてから決めたいなら進研ゼミが向きます。

冊子だけでよく、タブレット1台で完結させたい場合はスマイルゼミです。

発展的な問題まで紙で見たい場合はZ会です。おためし教材でスタンダードとハイレベルの難しさを確かめられます。

よくある質問

資料請求だけして入会しなくても大丈夫ですか

3社とも無料で、受講の申し込みとは別の手続きです。資料請求時に受講費が発生する記載は、いずれの公式サイトにもありませんでした。

何社くらい取り寄せればいいですか

続ける月数、紙かタブレットかを決めてから候補の資料を取り寄せ、金額を比べます。先に決めれば1〜2社で足ります。