結論
3社とも資料請求は無料です。ただし届くものは同じではありません。
- 教材そのものが届くのは進研ゼミとZ会。スマイルゼミは冊子「入会のご案内」だけです
- 電話について公式に書いているのは進研ゼミだけ。申し込みフォームに「ベネッセよりご案内・お電話を差し上げることがございます」と明記があり、止めるための窓口も公開されています
- Z会とスマイルゼミは、電話や訪問による案内について公式サイトに記載が見つかりませんでした(書かれていない、というだけです。勧誘がないという意味ではありません)
- 資料が届いたら見るのは「月あたりいくら」ではなく、続ける月数ぶんの総額・タブレット代・途中でやめたときの請求の3つです
以下の記載はすべて2026年8月12日に各社の公式サイトで確認したものです。比較サイトやまとめ記事の情報は使っていません。金額はすべて税込です。
講座そのものの選び方(学年で受講費が上がること、払い方で単価が変わること)は、親ページの子どもの学びの外注にまとめています。このページはその一段手前、資料を取り寄せる前と、届いた直後にやることだけを扱います。
資料請求で届くもの
| サービス | 費用 | 届くもの | 届くまで |
|---|---|---|---|
| Z会 小学生コース | 無料 | 学年・コース別のおためし教材(紙・タブレットとも)、ドリル、クリアファイル、入会案内書 | お申し込みから10日前後 |
| 進研ゼミ 小学講座 | 無料 | 「無料体験教材と資料」(公式フォームの表記。個別の教材名は列挙されていません) | 通常4日前後(年末年始・土日祝を除く) |
| スマイルゼミ 小学生コース | 無料 | 冊子「入会のご案内」(概要と会費がわかるもの) | 公式に記載が見つかりませんでした |
分かれ目は子どもに解かせられるかどうかです。紙の教材を配るZ会と進研ゼミは、届いた日に本人の反応を見られます。
スマイルゼミが冊子だけなのは、教材がタブレットに配信される形だからです。代わりに全国100か所以上で予約不要の体験会・セルフ体験が案内されています(参加費が無料かどうかは公式に明記が見つかりませんでした)。
電話や訪問の勧誘はあるのか
ここは公式に書いてあることと、書いていないことをはっきり分けます。
| サービス | 電話番号の入力 | 勧誘についての公式の記載 | 止め方 |
|---|---|---|---|
| 進研ゼミ 小学講座 | 必須 | 申し込みフォームに「資料を請求いただいた方には、ベネッセよりご案内・お電話を差し上げることがございます」と明記 | ベネッセお客様本部が「利用停止」の窓口を公開。Web(order.benesse.ne.jp/optout_all/)または0120-925-400(9:00〜18:00・年末年始を除く)。個人情報の消去は0120-924-721 |
| スマイルゼミ 小学生コース | 入力欄あり。必須か任意かの明記なし | 公式に記載がありません | 公式に記載が見つかりませんでした |
| Z会 小学生コース | 確認できませんでした(申し込みフォーム本体の内容を読み取れず) | 公式に記載がありません | 公式に記載が見つかりませんでした |
訪問による営業については、3社とも公式サイトに記載が見つかりませんでした。
進研ゼミだけが「電話することがある」と書いているのは、隠していないという意味でもあります。断り方まで公式に用意されているのはこの3社では進研ゼミだけで、止める手続きは資料が届く前でも後でも取れます。
Z会とスマイルゼミについては、記載がないので「かかってこない」とは書けません。気になる場合は、フォームの電話番号欄が任意入力になっていないかを申し込み画面で確かめるのが確実です。
届いた資料で見比べる3つの数字
資料には各社の「1か月あたり◯◯円」が大きく載ります。突き合わせるのはそこではありません。
- 続けるつもりの月数ぶんの受講費総額
- タブレット代(本体価格と、何か月続ければ0円になるか)
- 途中でやめたときに戻るお金と、逆に請求されるお金
小学3年生が12か月続けた場合で並べると、次のようになります。実質コストの安い順です。
| コース | 12か月分の受講費 | タブレット代 | 1年でやめたときの追加請求 | 1年の合計 |
|---|---|---|---|---|
| 進研ゼミ〈チャレンジ〉紙 | 55,200円(12か月分一括払い) | なし | なし | 55,200円 |
| Z会〈小学生コース〉紙・スタンダード5教科 | 59,760円(12カ月一括・1カ月4,980円) | なし | なし(返金にかかる手数料は自己負担) | 59,760円 |
| スマイルゼミ 標準クラス | 60,720円(12か月分一括払い) | 10,978円(初回請求) | なし(12か月以上続けたため) | 71,698円 |
| 進研ゼミ〈チャレンジタッチ〉 | 55,200円(12か月分一括払い) | 定価19,980円。24か月連続受講で0円 | 19,980円(24か月未満の退会) | 75,180円 |
| Z会〈小学生タブレットコース〉 | 89,760円(12カ月一括・1カ月7,480円) | 手持ち端末なら0円。Z会専用タブレットは44,600円 | 公式に記載が見つかりませんでした | 89,760円(端末代別) |
この順番は「1年でやめる」前提でのものです。続ける月数を変えると順番も変わります。 進研ゼミ〈チャレンジタッチ〉のタブレット代は24か月続ければ0円になるためです。
だからこそ、資料を開く前に「何か月続けるつもりか」を決めておくと迷いません。決めていないと、どの資料も「月あたりが安い」という顔をして見えます。
資料の金額をそのまま信じない
進研ゼミのタブレット代は、公式サイトの中でも書きぶりが分かれています。タブレット紹介ページは「〈チャレンジパッド〉第6世代19,980円・24か月連続受講で0円」、学年別受講費ページの注意事項欄は「6か月以上継続なら不要、6か月未満の退会は8,300円」で、どちらが適用されるかは公式の記載だけでは判断できませんでした(2026年8月12日時点)。
スマイルゼミにも同じことがあります。約2週間の全額返金保証が案内されている一方で、特定商取引法に基づく表示には「入会手続完了後のお申し込み取り消しには応じられません」とだけ書かれています。
資料請求の意味は、ここにあります。紙の書面と申し込み画面の数字を並べて、食い違いを自分の目で見つけるためです。 迷う理由があるうちは、申し込まずに書面だけ手元に置いておいて構いません。学年が変わる区切りまで待っても、受講費の条件は変わりません。
どの資料請求が自分に向くか
金額順ではなく、手軽さの順に並べています。共働きで検討する人にとっては、数百円の差より「電話のやり取りが要るか」「子どもに見せられる紙が届くか」のほうが効くと考えているためです。金額で選びたい場合は、ひとつ上の表をご覧ください。
| こういう人 | 向く資料請求 | 理由 |
|---|---|---|
| 電話のやり取りを避けたい | Z会 | 資料請求も入会もWebフォームで完結し、電話案内についての記載もない(記載がないだけで、ないとは書けません) |
| 子どもに解かせてから決めたい | Z会 / 進研ゼミ | 教材そのものが届く。スマイルゼミは冊子のみ |
| とにかく早く手元に欲しい | 進研ゼミ | 通常4日前後。Z会は10日前後 |
| 紙とタブレットを同じ土俵で比べたい | 進研ゼミ | 〈チャレンジ〉と〈チャレンジタッチ〉の受講費が同額なので、差がタブレット代だけになる |
| 発展的な問題まで見ておきたい | Z会 | 紙のコースにスタンダードとハイレベルがあり、おためし教材で難易度を確かめられる |
| タブレット1台だけで完結させたい | スマイルゼミ | 紙教材と付録が届かない形。冊子で会費と継続条件を確認したうえで、予約不要の体験会で実機を触れる |
よくある質問
資料請求だけして入会しなくても大丈夫ですか
3社とも資料請求は無料で、受講の申し込みとは別の手続きです。資料請求の時点で受講費が発生する記載は、いずれの公式サイトにもありませんでした。
電話がかかってきたら断れますか
進研ゼミ(ベネッセ)は、案内を止める窓口を公式に公開しています。Webページまたは0120-925-400(9:00〜18:00・年末年始を除く)で「利用停止」の手続きができます。個人情報そのものを消す窓口(0120-924-721)は別に用意されています。Z会とスマイルゼミについては、停止方法の記載が公式サイトに見つかりませんでした。
何社くらい取り寄せればいいですか
このサイトでは順位をつけていないので、社数もおすすめしません。決め方の順番だけ書いておきます。(1)続ける月数を決める、(2)紙かタブレットかを決める、(3)残った候補の資料を取り寄せて、上の3つの数字を書面で突き合わせるという順です。先に(1)と(2)を決めておくと、届く資料は1〜2社で足ります。